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赤い竿ばかり増えてきたので、そろそろ白い相棒が欲しくなった。
正直なところ、手持ちのロッドはダイワばかり。この前買った24アナリスターライトゲームも良い竿なんだけど、赤を基調としたデザインで…似た色がもう何本もある。
そんなときに目に留まったのがシマノ ライトゲーム XR 82HH170。白を基調にシルバーがあしらわれたデザインがとにかく好み。しかもレビューやX(旧Twitter)を漁ってみると、見た目だけじゃなく実釣でも評価が高い。
ということで、思い切って購入してみました。ダイワ党だった自分が初めて手にしたシマノの船竿。実際に使い込んで感じた率直なインプレをまとめていくので、よければ参考にしてみてください。
シマノ ライトゲーム XR
82HH170の基本スペック

まずは基本スペック・仕様をさらり紹介。
基本スペック:シマノ(SHIMANO)
ライトゲーム XR(82HH170)
| 公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
| 全長 | 170 ㎝ |
| 継数/仕舞寸法 | 2/88.6 ㎝ |
| 標準自重 | 151 g |
| 調子 | 8:2調子 |
| オモリ負荷(号) | 40-120 |
| おすすめ度 |
4.86
|
- スパイラルXコア×ショートレングス(1.70m)でパワーと操作性を両立
- 「テクニカルラングリップ」で手持ち誘いがとにかく快適
- 8:2先調子でアタリが明確、ライトアマダイで抜群の掛け性能
- 白基調のデザインがカッコよく、どんなリールにも合わせやすい
手持ちで誘う釣りに特化したライトゲーム XR 82HH170。スパイラルXコアでパワーを確保しつつ、1.70mのショートレングスで操作性を高めた一本で、タチウオテンヤやライトアマダイのような「動かし続ける釣り」で本領を発揮してくれます。
搭載テクノロジーをざっくり解説
ライトゲーム XR 82HH170に搭載されている主な仕様は以下の通り。
スパイラルXコア

ブランクスの基本構造に採用されているのがスパイラルXコア。カーボンテープを最適な角度で締め上げることで、ネジレと潰れの両方に強いブランクスに仕上がっています。
高負荷の仕掛けや大物の強い引きを受け止めても、ブランクスがヨレずに力をまっすぐ伝えてくれる安心感があります。1.70mというショートレングスと相まって、重いオモリを背負っても操作性が落ちにくいのが持ち味です。
テクニカルラングリップ

このロッドで個人的に一番「おっ」と思ったのがグリップ。普通の握りとは違う、テクニカルラングリップという特殊形状のグリップが採用されています。
手にしっくりはまる形状なので、長時間握り続けても変な力が入らず、誘い続ける釣りで疲れにくい。

アマダイやタチウオのように「置き竿ではなく常に持って動かし続ける」釣りで効いてくる装備です。
リールシートにCI4+採用

カーボン繊維によって強化されたシマノ独自の軽量・高強度樹脂素材が使われています。従来の樹脂素材に比べて20%以上も軽く、金属に匹敵するほどの高い剛性(強さ)を備えているのが特徴です。
カーボンモノコックグリップ

カーボン一体成型で中空構造化した“カーボンモノコックグリップ”は軽量で伝達性・感度に優れるリアグリップである「カーボンモノコックグリップ」が採用されています。腕や脇など触れている部分から海中の変化やアタリを釣り人に伝え、目、手に続く第三の感度とも呼べる効果を発揮するとのこと。
【実釣インプレ】
シマノ ライトゲーム XR 82HH170

スペックや技術説明は公式でも読めるところ。
ここからは実際に使ってみて感じた率直なインプレをまとめていきます。今回は湘南・一俊丸でのアマダイ釣り、水深50〜110m、オモリは60〜80号という条件でした。
握った瞬間に分かる
テクニカルラングリップの「持ちやすさ」

竿を握った第一印象がこれ。
普通のグリップと比べて、テクニカルラングリップは手のおさまりが段違い。アマダイのように仕掛けをこまめに動かして誘い続ける釣りでは、この握り心地がそのまま快適さと集中力の持続に直結しました。

すぐにアマダイ(30㎝)が一匹釣れました。自重は151gとライトゲームロッドとしては軽量級ではないものの、グリップのおかげで持ち重りを感じにくく、後半まで腕が楽でした。
ライトゲームで大活躍
アタリが取りやすい8:2先調子が良い

このロッドは8:2の先調子。穂先がシャープに入る設計で、アマダイの小さなアタリも手元に明確に出てくれます。この日は当たりが渋く、周りも苦戦気味…。それでも、コツッ とした
と、穂先の小さな変化を何度も拾うことができ、結果としてアマダイを5匹キャッチ。先調子の「アタリの分かりやすさ」が、そのまま釣果の差になった実感がありました。

持ち帰りサイズは 26cm・38cm・25cm・39cm・30cm の5匹。
ライトアマダイ釣りでは、文句なしに使いやすい一本でした。
デザインも実用性も◎

と。白を基調に、ところどころシルバーがかったデザインが本当に良い。手持ちのダイワ機(赤系)とは違う雰囲気で、どんなリールにも合わせやすいのも嬉しいポイントでした。
正直ちょっと…
気になった点(デメリット)

ここは正直に。公式では
「ライトオニカサゴにも対応」
とありますが、実際にオニカサゴで使ってみたときは、正直イマイチでした。
活性が低い時は工夫が必要(?)

ただ、これにはちゃんと理由があって、当日は魚の活性がかなり低く、さらにごつめの天秤仕掛けを使っていたこともあり、アタリがまったく分からなかった、という条件面の影響が大きいです。
注意!
オニカサゴで使うなら工夫が必要。オモリ100号+硬めの天秤で、かつ活性が低い日はアタリがほぼ出ません。天秤を柔らかめにするなどの調整ができる人向けです。本格的に中深場の根魚を狙うなら、先日紹介したメタリア中深場のほうが無難だと感じました。
つまり、82HH170は「中深場の根魚がメイン」ではなく、ライトアマダイ・タチウオテンヤのようなライトゲームでこそ輝く竿、と思いました。
▼こちらもおすすめ:メタリア中深場のインプレ実釣評価
アナリスター ライトゲームとの比較

購入時に迷った、そして手持ちのアナリスター ライトゲーム 73 MH-190と比較してみます。実際に両方を使った所感です。
| 比較項目 | シマノ ライトゲーム XR 82HH170 |
ダイワ アナリスター ライトゲーム 73 MH-190 |
|---|---|---|
| 穂先の素材 | 高感度カーボンソリッド穂先 | メガトップ(高感度カーボンソリッド) |
| 調子 | 8:2 先調子(攻め・即掛け) | 7:3 調子(食わせ・オールラウンド) |
| 全長 / 自重 | 1.70m / 151g | 1.90m / 100g |
| オモリ負荷 | 40〜120号 | 20〜100号 |
| グリップ / 操作性 | テクニカルラングリップがマジでめちゃくちゃ持ちやすい | エアセンサーシート+軽量100gでオールラウンドに扱いやすい |
| 得意な釣り方 | 手持ちで誘い続けて掛ける攻めの釣り(ライトアマダイ・タチウオテンヤ) | 7:3の食い込み重視。幅広い魚種に1本で対応 |
| 実売価格(目安) | 約34,000円 | 約23,000円 |
| こんな人におすすめ | 手持ちで攻めたい・デザインにもこだわりたい人 | 食わせ重視&コスパ・軽さを優先したい人 |
※筆者が実際に所有・使用した上での比較です。スペックは各メーカー公表値に基づきます。
私のタックル構成

参考までに、今回合わせたタックルはこちら。
- ロッド:シマノ ライトゲーム XR 82HH170
- リール:ダイワ シーボーグ J200L(電動)
- ライン:UVFソルティガデュラセンサーX8+Si2 2号_300m
電動の軽量機と組み合わせると、手持ち誘いがいっそう快適でした。
よくある質問(FAQ)
Q. ライトゲーム XR 82HH170の対象魚は?
タチウオテンヤ、ライトアマダイ、ビシアジ、トラフグ、ライトオニカサゴなどが対象です。8:2先調子で、手持ちで誘って掛ける釣りに特に向いています。
Q. アナリスター ライトゲーム 73 MH-190との違いは?
大きな違いは調子とグリップです。XRは8:2先調子+テクニカルラングリップで「攻めて掛ける・手持ち誘い」向き。アナリスターは7:3調子で食い込み重視、軽さ(100g)とコスパが魅力です。
Q. ライトオニカサゴに使える?
使えますが、活性が低く、重いオモリ(100号以上)+硬めの天秤という条件ではアタリが取りづらいと感じました。天秤を柔らかめにするなどの工夫が必要です。本格的に中深場の根魚を狙うなら、メタリア中深場のような専用機が無難です。
Q. 実売3万円台の価値はある?
ライトアマダイでは周りが苦戦する渋い日でもアタリを拾い、5匹キャッチできました。テクニカルラングリップの快適さとデザイン込みで満足度が高く、おすすめ度は4.86です。
Q. どんなリール・ラインを合わせた?
ダイワのシーボーグ J200L(電動)に、PE2号を合わせました。軽量な電動機との相性が良く、手持ちの誘いがより快適になります。
インプレ総括:
ライトゲーム XR 82HH170

「デザインで選んで、実釣でも満足できた」
これが正直な総括です。テクニカルラングリップの持ちやすさと、8:2先調子のアタリの取りやすさで、ライトアマダイでは周りが苦戦する中でもしっかり数を伸ばせました。

82HH170をおすすめしたいのは、
- 高級感のあるデザインの竿を検討している
- タチウオテンヤ・ライトアマダイ・ビシアジなどで手持ちの誘いを楽しみたい
- 創意工夫が得意な(ライトオニカサゴにも使えるが、活性が低い日は天秤調整などのひと工夫が必要なため)
な方でしょうか。
逆に、
活性に左右されず中深場の根魚をガチで狙いたい
なら、メタリア中深場のような専用機のほうが安心です。用途を合わせれば、デザインも実力も満足できる相棒になってくれます。あくまでライトゲーム全般を楽しみたい方におすすめの24ライトゲームXRでした。



