
丁度良いサイズのクーラーボックスをずっと考えてました。
もうちょっとコンパクトなやつでいいんじゃないか…
と。アマダイやオニカサゴ釣りで多くて10匹程度、サイズも最大でアマダイ50cm・オニカサゴ40cmくらい。このくらいの釣りにちょうどいいクーラーは何なのかを真剣に考えることにした。
で、条件を整理してみると
- 20L前後のコンパクトなサイズ
- アマダイ(最大50cm前後)が折り曲げずに入る内寸
- 真夏の船釣りに耐える保冷力
この3つを全部満たすクーラーを探していてたどり着いたのがシマノ ユニフリーズ CF 20L。20Lながら内寸45cmというクラス最長の横幅を確保したモデルが2025年に新発売されていたのです。
先に結論を言うと、「保冷力・収納性・使い勝手の三拍子が、この価格帯でここまで揃うのか」と素直に感動した一台でした。実際に茅ヶ崎・一俊丸さんからのアマダイ釣行で使い込んでみた率直なインプレをまとめていくので、よければ参考にしてみてください。
概要
シマノ ユニフリーズ CF 20L とは

ざっくり言うと、「魚を折り曲げずに持ち帰る」ことに徹底してこだわった、20Lクラス最長内寸のフィッシングクーラーボックスです。
CF(コールドフロー)グレードは全4グレード(LT/BS/CF/TD)の中で上位2番手に位置し、底面1面真空パネル+発泡ウレタンの断熱構造でCOOL95を実現。真夏の猛暑日でもガッツリ保冷してくれる頼りになる一台です。
基本スペック:シマノ
ユニフリーズ CF 20L
| メーカー | シマノ(SHIMANO) |
| 容量 | 20L |
| 断熱構造 | 1面底真空パネル+発泡ウレタン |
| 保冷力(COOL) | 95 |
| 内寸法(中央値) | 21.3 × 45.0 × 21.2 cm |
| 外寸法 | 31.5 × 60.0 × 30.1 cm |
| 重量 | 4.4 kg |
| 本体価格(税別) | 25,900円 |
| おすすめ度 |
4.9
|
- 20Lクラス最長の内寸45cm
- デザインの格好良さ
- 猛暑日の7時間釣行+7時間放置でも氷が固形で残った保冷力
- 左右どちらからでも開けられる両面開き蓋
搭載テクノロジー
ユニフリーズ CF 20L の特徴をざっくり解説
シマノのクーラーで初のブラック!
チャコールカラーがかっこいい

個人的にここも選んだ理由のひとつ。
シマノのクーラーってこれまでホワイトや明るい色ばかりで「かっこいいデザインがない」と思っていたんだけど、ユニフリーズ(20L CF)のチャコールは釣り場で見てもかなりかっこよくて満足度が高かった。
1面底真空パネル:地熱を効率よくブロック

CFグレードの最大の特徴が底面への真空パネル採用。
真空パネルは発泡素材に比べて断熱効率が格段に高く、地面や船底からの熱伝導(地熱)を効果的に遮断してくれる。
最上位のTDグレードが3面(底+両側面)に真空パネルを採用するのに対し、CFは底面1面のみ。それでもCOOL95という数値をたたき出しており、コスパは非常に優秀かと。
UNISHIELDロック構造:本体四隅の引き込み式ロック

シマノ独自のUNISHIELDロック構造は、本体四隅に配置された引き込み式ロックによりパッキンを均等に密着させる仕組み。
本体に水を半分入れた状態で60°傾けても水が漏れないレベルの密閉性を実現。冷気の漏れを防ぐことで保冷力の維持にも貢献している。
両面開き蓋:どちら向きでも開閉できる

左右どちらからでも蓋を開閉できる設計。
車のトランクに積んだときや、船上の限られたスペースに置いたときでも、向きを変えずにスムーズに中身を取り出せる。
ワンアクション水栓(ヒンジ式)

跳ね上げるだけのヒンジ式水栓は、栓がクーラー本体と一体化しているためキャップをなくす心配がゼロ。
水抜き時に栓の置き場に困らないのも地味に嬉しい。
【実釣インプレ!】
シマノ ユニフリーズ CF 20L

スペックと技術説明は他のサイトでも読めるところ。
ここからは実際にアマダイ釣行(船釣り)で使用してみて感じた率直なインプレをまとめていきます。
20Lクラス最長の内寸45cmで
アマダイを折り曲げずに美しく持ち帰れた

ユニフリーズを選んだ一番の理由がここ。
よくある20Lクーラーだと曲げて入れるしかなかったんだけど、ユニフリーズの内寸は横幅45cm。
今まで使ってきた20L・25Lクーラーと比べると明らかに広い。その代わり高さがコンパクトに設計されているので、全体のサイズ感は大きくない。
今回の釣果は8匹。40cmUPのアマダイは釣れなかったが、35㎝前後が複数混じってもすべて一切曲げずに収納できた。持ち帰った魚のコンディションが明らかにきれいで、料理していて気持ちよかった。
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船上での使い勝手が抜群!
両面開き蓋

乗合船って「左舷の端」「右舷の中程」とか場所が固定されるので、蓋を開ける方向が限られる場面が多い。ユニフリーズはどちら向きでも開けられるので、向きを変えるために一度クーラーを持ち上げる必要がない。

これだけで釣行中のストレスがかなり減る気がします。
コンパクトな車のトランクにも
すっぽり入る取り回しの良さ
外寸は60×31.5×30.1cm(ハンドル含む)。
軽自動車ではないけれど、割とコンパクトな車に乗っているので内寸が心配だったが、トランクにすっぽり入って拍子抜けした。
「高さが低い」設計のおかげでトランクの高さ方向を圧迫しないので、横にバッグや道具を置いても問題なし。重量4.4kgは満タン状態だと多少重いが、20Lクラスとしては標準的だと感じました。
猛暑日の7時間釣行+7時間放置でも氷が固形のまま!
COOL95の保冷力は本物だった

使ったのは8月後半の猛暑日。気温が33℃を超えていた日で、6時30分出船〜13時沖上がり、14時帰宅という約7時間の釣行だった。
帰ってきてそのまま疲れて寝てしまい…気づいたら21時。
慌ててクーラーを開けたら
帰宅から7時間、合計14時間以上経っているのに、中の水温もキンキンに冷えたまま。

アマダイの身もまったく傷んでおらず、写真の通り魚体の色も素晴らしく綺麗。「COOL95」という数値の高さは圧倒的だった。思うに20Lというコンパクト容量のため、35Lとかと比べて内部を冷たく保つのにそこまで多くの氷を必要としないのでしょう。
猛暑の釣行後にうっかり寝落ちしても魚が守られる安心感、これだけでも買った価値あり。
ユニフリーズ 20L
グレード別比較(LT / BS / CF / TD)
どのグレードを選べばいい?という疑問に、スペックでズバリ答えます。
← 表は横にスクロールできます →
| 比較項目 | LT | BS | CF(今回) | TD |
| 断熱構造 | 発泡ポリスチレン | 発泡ウレタン | 底1面真空パネル+ウレタン | 3面真空パネル+ウレタン |
| 保冷力(COOL) | 70 | 90 | 95 | 100 |
| 重量 | 3.8 kg | 4.2 kg | 4.4 kg | 4.6 kg |
| 価格(税別) | 14,900円 | 18,300円 | 25,900円 | 32,000円 |
| こんな人向け | コスパ重視・秋冬の釣行メイン | 標準的な保冷力で十分な人 | 真夏・長時間釣行・魚を絶対きれいに持ち帰りたい人 | 最高保冷力を求める人・連泊釣行 |
※スペックはシマノ公式に基づく。価格はメーカー希望本体価格(税抜)。内寸・外寸は全グレード共通。
夏の船釣りで使うならBS以上がオススメ。それ以外ならLTでも全然問題ないと思います。
他クーラーボックスと比べてみた
フィクセル BS 22L・クールラインα3 GU2000 との違い
「ユニフリーズ CF 20Lを選んだ理由」を分かりやすくするため、購入検討時に候補に挙がった2製品と並べて比較してみる。
実際に比較検討した以下のモデルとの差異を確認してみましょう。
← 表は横にスクロールできます →
| 比較項目 | シマノ ユニフリーズ CF 20L (今回購入) |
シマノ フィクセル BS 22L |
ダイワ クールラインα3 GU2000 |
| 容量 | 20L | 22L | 20L |
| 断熱構造 | 底1面真空パネル+ウレタン | 発泡ウレタン | 発泡ウレタン |
| 保冷力 | COOL 95(シマノ) | COOL 80(シマノ) | KEEP 51(ダイワ) |
| 内寸幅(最大) | 45.0 cm | 40.0 cm | 39.0 cm |
| 重量 | 4.4 kg | 4.2 kg | 4.0 kg(最軽量) |
| 両面開き蓋 | ○ | ○ | ○ |
| ショルダーベルト | △(オプション) | △(オプション) | ○(付属) |
| 水栓 | ヒンジ式ワンタッチ(紛失なし) | ヒンジ式ワンタッチ(紛失なし) | なし(2000シリーズ) |
| 価格(税別) | 25,900円 | 25,500円 | 17,600円(最安) |
※保冷力はメーカーにより測定方式が異なるため、数値の直接比較は参考程度にしてください。スペックは各社公式に基づく。価格は税抜表記。
3製品を並べると、ユニフリーズ CF 20Lの「内寸幅45cm」という強みが際立つ。フィクセル BS 22Lは容量が2L多いが内寸幅は40cm、クールラインα3 GU2000は39cmにとどまる。アマダイや中深場ターゲットなど細長い魚を折り曲げずに持ち帰りたいなら、ユニフリーズ CF 20Lが最有力候補という結論になる。
コスパ重視ならクールラインα3 GU2000が断然安く(約17,600円)、ショルダーベルトも最初から付属している点は魅力。保冷力よりも軽さ・コスト・携帯性を優先するなら十分な選択肢だったと思う。
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よくある質問(FAQ)
Q. アマダイを折り曲げずに収納できますか?
A. 40cm前後のアマダイなら問題なく収納できます。内寸45cmは、アマダイや中深場の根魚など細長い魚体の持ち帰りに最適なサイズです。
Q. CFとBSはどちらを選べばいい?
A. 真夏の釣行や帰宅後すぐに処理できない可能性があるならCF一択です。COOL90(BS)とCOOL95(CF)の差は約7,000円ですが、魚の鮮度を守る安心感は価格差以上だと感じました。
Q. 20Lという容量で日帰り船釣りは十分ですか?
A. 十分です。アマダイ8匹+氷を入れても余裕がありました。複数名分の釣果を入れたい場合や大型魚が多い場合は30Lを検討してください。
Q. ショルダーベルトはついていますか?
A. CFグレードはショルダーベルトがオプション(別売り)です。歩く距離が長い釣り場では別途購入をおすすめします。
Q. 車のトランクへの積みやすさはどうですか?
A. 外寸60×31.5×30.1cmと高さが低い設計のため、コンパクトカーのトランクにも問題なく積めました。高さ方向を圧迫しにくい点が優秀です。
Q. 水栓の使い勝手はどうですか?
A. ヒンジ式ワンタッチ水栓で非常に快適です。キャップが本体と一体なのでなくなる心配がなく、釣行後の水抜きがストレスゼロになります。
インプレ総括:
シマノ ユニフリーズ CF 20L

「道具が魚の持ち帰りクオリティまで変える」
ということを実感させてくれたクーラーボックスだった。
猛暑日の14時間以上でも氷が固形で残るCOOL95の保冷力・アマダイが折り曲げずに入る内寸45cm・船上・車内で使いやすい両面開き蓋、この三拍子が揃ったことで、釣行後の魚の状態が明らかに変わった気がします。

魚をきれいに持ち帰ることにこだわるアングラーに自信を持っておすすめできるクーラーボックスです。是非ご検討してみてはいかがでしょうか。
それでは。














